時の話題 「あすから10月」

 NHKとのトラブルがあった売れっ子脚本家の倉本聰さんは敗北の地を北海道に求め、そのうち富良野に住み着いた。北海道までの途中、トラックの運転手をして生活しようかと思ったそうだが、敗走の地富良野の住民が暖かく迎え入れた。
 迎え入れたと言っても最初からでなく、テレビで「北の国から」が好視聴率を上げた頃からで、人間にとって成功は重要なことだ。
 その時を想像するにNHKはほぞをかんだことであろう。成功の階段を上がって来た倉本さんと当時の責任者である制作局長が真っ向からぶつかった末の敗走劇と、その後の成功劇であったろう。
 筆者はどちらかと言うと判官びいきで勝者然とした人より敗者に寄り添う向きがあるのでドラマ「北の国から」の親子の苦闘には自ら人生をダブらせ応援したのを覚えている。
 早いもので明日から10月になる。この9カ月間を振り返り来る3カ月への誓いを立てているところだが、一年節目の残り月であり、会社と家庭、そして稚内市に変事なきこと願っている。
 1カ月以上先になるがコープさっぽろがユアーズ跡に進出し、回転寿司チェーンのガリバー「はま寿司」が開店する。雪が散らつく冬になり、この2店は稚内市民に恩恵をもたらすのか。ただの儲け主義ではそっぽを向かれること必定。市民と良好な関係を築き繫栄して戴きたいものだ。
 それと10、11月には来春の市長・市議選で動きが加速するか。市長選は三つ巴になるのか、市議選は定数(16)を上回り選挙戦になるのか。個人的に堪らない日がやって来る。