時の話題 「無分別な輩」
客員の江別市在住、伊藤康生さんが先週土曜日の「時の話題」で20代の若者が新聞を読まず新聞社の経営にも影響している―との論調を展開していた。全くもってその通りだ。
小紙は9月から購読料を200円上げ月極め900円にした。日中の電話は会社で取り社員が対応しているが時間外は筆者の携帯に転送されてくる。購読を止めると住所、氏名を言う読者がほとんどだったが、中には辛辣に批判する人がいた。
「プレスをカラーにしたのは会社が勝手にしたことで、更には週に1度(土曜日)のテレビ欄は必要ない」
「半ぺらなのに値上げ額が高過ぎる」
当方、文句を聞く立場なのでとやかく反論しなかったものの、2人目の「半ぺら」発言には「ひどいことを言いますね」と言うと相手方は電話を切った。
この数年続く食料品を中心にした物価高騰の憂さをこの機とばかり攻めてくる印象を持った。
他の新聞社では理不尽な口撃はひどかったようである。
紙やインクなど材料の値上げは別にし新聞を製作するには先ず記者が取材し記事にし制作のパソコン担当が紙面編集し、その後校正をし、最後に契約先に新聞が届けられる。
半ぺらの小紙の購読料は読者の皆さんに出来るだけ負担を掛けないよう抑えてきた。その努力を顧みようとせず顔が見えない匿名なことで攻撃する。人間の残虐性は重々承知しているものの、小紙との長年の関係を自ら否定するような中傷に近い言動をするべきではないと思うが如何か。
創刊76年の歴史さえ否定する無分別だ。

