時の話題 「連休の狭間に」
好天が続くと喜んでばかりはいられない。台風25号が通り過ぎた関東各地では例のごとく道路は冠水しシルバーウィーク中とあって多くの観光客が足止めされた。ホテルなどへのキャンセルは法外で景勝地の土産物では目算が大きく外れた。
5月のGWといい国は連休にすることに血眼になっているが、そろ々々欧米のよう個人の夏季休暇を長く取るようしたらいい。働き尽すことを奨励する高市さんでは無理な話かも知れぬが、今後の課題として検討すべきであろう。
夏季長期休暇とは矛盾するが、筆者は〝失われた30年〟の理由として週休二日制導入を第一に挙げている。GNP(国民総生産)、GDP(経済力の指標)が一流国の仲間入りしたからとする自惚れから来る油断が高級官僚間に蔓延したのと、諸外国からの「働き過ぎ」批判に対し矛先を変えようと懐柔策によって、この40年近く実施され、今では3連休以上の連続休暇を取ることに腐心し、あまつさえ週休3日制導入を目論む国家とは何なのか。官僚の叩き台に阿呆な政治家が乗っかる〝日本総白痴化現象〟には開いた口が塞がらない。
PCだ、ITだ、AIだと人を駄目にするアイテムが揃ってしまい「我々には休む権利があるんだ」とばかりに年金受給の高齢者並みの高望みをする生産年齢人口層。働いてなんぼの世界が崩れようとしている。いや既に崩壊しているかも知れない。
戦後81年。日本は見た目、豊かな国になったが貧富の格差は大きくなり御飯を食べれない層が増えつつある。


