夕食難民緩和策など提案 アントレキャンプ 小樽商大など学生21人発表

地域の魅力や資源を活かしてアイデアを企画・提案するプログラム「アントレーワークキャンプ」を稚内で実施してきた小樽商科大など道内外の学生21人が4日午後、稚高で野外調査や地域や街から聞き取りした成果を報告した。
8月31日来市した学生らは稚内の未来を描くためのキャンプ期間中、フィールドワークで稚内信金や稚内観光協会から講義を受け、風力発電施設や稚内公園、ハートランドフェリーや副港市場内の明田鮮魚店などを視察し地域産業を知るためフィールドワークを行ってきた。
最終日の4日午後、稚高の普通科、商業科の生徒370人を前に9人チームに分かれて地域の課題、魅力などを調査した学生たちはチーム毎に分かれて持ち時間5分で発表し、利尻コンブを取り上げたチームは高野豆腐を作る際の冷凍して旨味を凝縮する技術を活用してコンブの出汁を作る商品を提案し「稚内で作る際は冬の寒さの自然エネルギーを有効活用したい」と述べた。
稚内に来る旅行者が夕食難民になっている現状を調べたチームは店の混雑状況を把握できるシステムとして信号機の3色をモチーフにした提灯を店前に置くことで「5名以上受けいれ可能なら緑、4名以下なら黄色、受けいれ不可なら赤で表示」するというアイデアを出していた。大型化する風車でバードストライクを課題に挙げたチームは、ワシなどの飛来ルートをデータ化して発電業者に情報提供するビジネスプランを提案していた。


