最北端を駆け抜ける 稚内平和マラソン ショート入れ1500人出場

 第9回日本最北端わっかない平和マラソン大会は6日、海岸線沿いなどを走るコースで行われ、秋にしては暑い天候の中、参加した1500人以上のランナーは沿道からの声援を受け、ゴール目指し健脚を競った。
 宗谷岬をスタートし北防波堤ドーム前ゴールのフルマラソンには964人、水夢館前から北防ドームのショート(2・5・8㌔)には570人が参加。フルマラソンの開会式で工藤市長が「多くの市民の皆さんが沿道を通過するのを心待ちにし待っています。夫々の思いでゴールを目指して頂きますが、ケガのないよう安全に心置きなく楽しんで頂き、健闘を祈っております。頑張って下さい」などと挨拶したあと、午前9時の号砲と共に宗谷岬をスタートした。
 ショートは午前10時の8㌔を皮切りに順次スタートした。
 フルマラソンは男子が招待選手のスバル陸上競技部所属の白川陽大選手(22)が2時間20分53秒で優勝。レース後、記者団の取材に応じた白川選手は初めての稚内大会に「後半15キロぐらいの向かい風は辛かったですが、頑張って走り抜きました。フルマラソンは2回目ですが、市街地に入ってからの沿道の声援が力になりました」と振り返り「最北端でマラソンが出来るという貴重な経験となり次も出場できる機会があれば是非、参加したい」と話していた。 
 フルに3年ぶり参戦の川内優輝選手は2時間25分40秒で2位。女子の部は東京の皆川麻美さんが2時間58分58秒で優勝した。
 フルマラソンの完走者は92・8%の895人だった。

優勝した白川選手

「コース沿道に大漁旗 漁師がランナーを応援」

 平和マラソンのフルマラソンコースなった宗谷岬からの海岸線で大漁旗が掲げられ、参加したランナーを後押ししていた。
 毎年フルマラソン大会に合わせて、宗谷岬最北端の地の碑前のスタート地点から富磯までの国道238号沿いに住む漁師が、ランナーを応援するため掲げている大漁旗だが、今年は昨年より旗の数が多く参加したランナーからは「稚内らしくて良かった」「海沿いを走っていてとても力をもらいました」などとの声があった。