時の話題 「地震から1週間」

 熊本地震が起き今日で1週間たった。2100世帯余りの4700人以上の住民が猛暑の中、避難生活を強いられ車中泊の70代女性が熱中症で亡くなるという災害関連死もあり38人亡くなっている。
 高市総理が昨3日、被災地避難所を訪れ住民の声を聞く中で、激甚災害に指定し当面、国の予備費のうち200億円投入し復旧・復興の迅速化に努めて行くことを約束した。
 東日本大震災は3月11日(2011年)、10年前の熊本地震は4月、能登半島地震は24年1月1日と、冬~春の間に起きた。猛暑のこの時期に発震したのはこの数十年なく暑さ対策が今回の地震の肝となり政府、熊本県と市町村にとって経験したことがないだけに災害関連含めボランティアの人達の健康と命を守らねばならない。
 個人的に気になったのは熊本県知事の頼り気ない様子で、有事の際にはリーダーの引っ張る力が住民に安心感を僅かだが持たせるので知事さんの性格にもよるが窮地を救おうとの覇気が感じられなかった。
 イオンモールのガス爆発事故でテナントの雑貨店の従業員2人が亡くなったことにSNSで非難が続出しているとか。上司が売上金を金庫に収めるため店舗に戻るよう指示したのがアダになった。
 人命より経済優先の日本そのものを反映したものと筆者は捉えている。
 何か有事があった時の対処が人間の評価を決める。あの地震でモール(建物)から避難した人に戻るよう指示したのは鬼畜の所業のようなものだ。亡くなった2人の冥福を祈るだけである。合掌。