時の話題 「半年経ちました」
今年も半分過ぎた。けさの読売新聞「こどもの詩」に福岡県に住む中学3年生の詩が載っていた。
時計の針が動くとき僕の生きた時間は増えたのか。それとも生きる時間が減ったのか一秒先は間もなく過去になる 未来と過去は遠いように見えるが隣り合う存在なのかもしれない
選者の女史は冒頭の3行(小紙では4行)にうなりましたと感想を書いていた。
筆者は「一秒先は間もなく過去になる」という表現が投稿した3年生男子の才能を感じた。
人間というのは一人で生まれ一人で死んで行く。双子や事故や災害などで複数人亡くなる場合を除いての話だが生まれるのも死ぬのも一人は淋しい。
80、90代以上生き「天寿をまっとうした」と表現するが、その前に病気や事故・災害などで死亡した人はまっとうしたことにならないのか。筆者なりの素朴な疑問である。命が与えられている以上、我々はその人なりに懸命に生きなければならない。
そうこうして今年も後半の6カ月に入った。本州など各地の暑さはこれからで台風はこれまで第8号まで発生し日本列島に被害を与えているが、暑さも台風もこれからが本番になる。丙午は火事が多いと言われるよう今年は多過ぎる。多いといえばクマの人里への出没は稚内にあっても他人事ではないので用心に越したことはない。
半年たてばお正月が来る。病気もケガもなく無事にとは願うものの、これだけは塞翁が馬で、一秒先は過去になるようである。


