赤れんが、ドームなど案内 サウダージ 長尾建設業協同組合の関係者

稚内の歴史など伝える観光ガイド事業所「サウダージ」による歴史ツアーで16日、香川県さぬき市の長尾建設業協同組合の関係者31人が恵北の赤れんが通信所などを訪れ、稚内の歴史に触れた。
FDAチャーター機で高松空港から14日稚内入りした一行は、初日に宗谷岬や稚内公園、ノシャップ岬などの景勝地を見学。2日目の15日は礼文など観光し、最終日の16日、サウダージの専属ガイドの西浦宏之さんと倉悠介代表が案内し北防波堤ドームや稚内駅、樺太記念館などを回った。
竣工90周年を迎える北防波ドームでは、西浦さんが設計者の土谷実氏の歴史、北防ドームと桟橋駅、樺太からの引き揚げ者など稚内と樺太を結んでいた稚泊航路などを説明。赤れんが通信所では、施設を維持管理する稚内市歴史・まち研究会の熊田要二副会長から日米開戦の口火を切った真珠湾攻撃作戦を告げる「ニイタカヤマノボレ1208」という暗号文を通信所を経由し連合艦隊に送信されたという歴史などを教わった。
毎年、国内の歴史遺産やインフラ整備などの研修旅行を行っているという組合の竹内真吾代表理事は、通信所を見学し「この地域は戦前、戦後に苦労が色々あったことが分かり勉強になった。初めての稚内でしたが、良い研修だった」と振り返り、初めて団体ツアー案内したサウダージの倉代表は「人数が多いだけに案内する上で課題もありましたが、今後のツアーに向けて勉強になりました」と話していた。


