管内で高齢者、特殊詐欺被害に遭う 自治体職員かたる

 今月に入り、管内の高齢者が自治体職員を騙る人物から現金約200万円を騙し取られる特殊詐欺事案があった。稚内署の船橋副署長は「行政が金を振り込ませたりすることは基本的にない。そのような電話があったら確認の意味でも最寄りの警察署に相談して欲しい」と注意喚起している。
 稚内署によると、自宅の固定電話に自治体職員を騙る人物から「保険料の払い戻しがある。どの口座を使っているのかATMに向かって欲しい」などとの連絡があった。その後、指示に従ってATMを操作し、複数回に渡って現金を振り込んだ。
 全道的にも特殊詐欺による被害額が1件で数千万円に及ぶ事案など、後を絶たない状況に「老後の資金など騙し取られることは絶対に許せない」と憤りを示した船橋副署長は「お年寄りにとって請求先などを調べて真偽を確認するのは大変なこと。警察が確認し調べることが出来るので悩むことなく直ぐに相談してください」と話していた。