週末雑感

 小欄を書く時の枕言葉になった感があるものの、今週も何かとあった。GW後のまともな1週間なので、さぞきつかろうと嫌気もあり思っていたが、案に違わずヒザの不調もあり、しんどい週ではあった。
 国内的には何でもかんでも物価が上昇しているのに拘わらず大企業の3月期の業績が好調だったことに不信感を持った。その利益は原油派生製品や資材など高騰ゆえの自社製品の値上げとみられ、散々お世話になっている一般消費者に対し苛酷とも言える更なる負担を強いていることから生まれているのだな―と考える時、はらわたが煮えくり返る。
 小規模零細企業は値上げに慎重になっているのに平気の平左でやってのける大企業というのは何なのか。確かに数千・数万人の従業員を抱えているにしても酷い値上げで資本主義の本質を露呈している。
 今年始めに、ひと先ず通院終了を言い渡されたヒザの不調が再び出てきた。朝の子ども達の見守り活動で僅かの時間ながら立ち血流が悪くなり水が溜ったのかと医師並みに診断しているが、加齢のためと納得すればいいのか。
 加齢と言えば小説家の佐藤愛子さんが102歳で亡くなった。詩人のサトウハチローを異母兄に持つ佐藤女史は40代で直木賞を受賞し、10年前のエッセー「九十歳。何がめでたい」はのちに映画化されるなど、歯に衣着せぬ物言いは筆者も同感するところがあった。
 書き屋としてのレベルは段違いだが、佐藤さんのように本音主義を貫いて行きたいと誓う自分もいる。