週末雑感

 2週間の停戦に入ったはずなのにイスラエルはレバノンへの攻撃を止めようとしない。折角、米国とイランが本格的休戦のテーブルに就こうとしているのに駄々っ児のように非道を繰り返すイスラエルにはトランプさんも手を焼いている。米議会中間選挙に勝利するには在米ユダヤ人票が欠かせず「しょうがない」というのが本音になろうか。
 イランへの攻撃は最も新しく、ロシアのウクライナ侵略は4年が過ぎ、イスラエルのパレスチナ自治区ガザへの侵攻は2年半たち、これまでのところ収束の兆しが見えない。
 権力者は他国侵略を常道とし、抵抗する国には容赦なくミサイルをぶち込む。第二次世界大戦、ベトナム戦争などに比べ地上戦は少なくミサイルやドローンでの空中戦を戦術にしているが、人道的見地からの略奪地での所業は目に余るものがある。ただ戦場は局所的で世界が左右に分かれた合戦は為政者の判断でギリギリのところで回避されている。
 二次大戦後の米国と旧ソ連との覇権争いを〝冷戦〟と表現し、現代の米国と中国との関係も同じように冷戦と表現するマスコミがあるが、ソ連との陰湿さは中国とはなく、米国大統領は世界分け目の戦いを避けようと努めてきた。
 頭の程度とまだらボケが懸念されるトランプさんでさえ地球の最後になるロシア、中国との戦いは避けようとしている。
 バンス米国副大統領はイランとの交戦に反対していたとされるが仮に自らが大統領になれば票欲しさのイスラエル容認は有り得る。偉人登場を待つ。