人物点描 恩返しのつもりで就任 本間石油業協組理事長

官公需適格組合の宗谷地方石油業協同組合の新しい理事長に就任した本間修三氏(70)は「業界のリーダーとして37年もの間、理事長にあった菅原耕氏には感謝の言葉しかありません。その後任を引き継ぎ身の引き締まる思いをしております。私をこれまで育ててくれた業界への恩返しとして理事長という重責に邁進して参りたい」と抱負を語った。
本間さんは稚高を卒業した昭和49年、なかせき商事の前身である中川石油店に入社し中川虎雄専務の薫陶を受けた。虎雄専務は自分に厳しい人だったが、社員には優しく若い本間さんは1回怒られたきりだったという。
その後、刀根英二社長の下で頭角を現し、専務取締役に昇進し今は顧問という肩書きにある。
組合が共同配送する㈲石油共配の社長には8年前に就任。なかせき商事の役員は外れたが共配社長を務めることから白羽の矢が立ち今年2月の第71回株主総会・役員会で大任を引き受けることになった。
宗谷管内全体で35社加盟する組合だが往時に比べ廃業する業者が多く「何とかして廃業を抑えたい。宗谷管内の燃油供給というインフラを担っており、組合単独として出来る事は限られているが、全道連からの情報を迅速に伝え防災への備えや働き手不足などに取り組むことに尽力することを誓っていた。
趣味は幕末などの時代小説を読むこと。稚高26期会の幹事を務める。家族は妻と息子・娘さん2人。モットーは「自分には勿論、他人にも正直でありたい
」。2代前社長の刀根さん(旭川在住)が会社を去る時、「覚悟という言葉を贈られました」と述べ、今も大事にしているという。


