時の話題 「懲りない面々」
1980年代、元暴力団員の安倍譲二さんの「塀の中の懲りない面々」という小説がベストセラーになり映画化もされた。この懲りない面々はヤクザ屋さんより政治屋さんの方が似合い、またぞろ政界トップの内閣総理大臣が今般衆院選の自民党当選者にカタログギフトで3万円相当の当選祝い名目品を渡していた。
石破前総理も24年の前回衆院選で初当選した自民党議員15人に一人10万円の商品券を配っており、どうも自民党内での高額の金品贈答は慣例化しているようだ。
高市総理の合計1千万円にもなる当選祝いギフトは、高市氏が代表を務める奈良県第二支部からのもので、政治家→政治家への寄付は政治資金規制法では認められていないが支部→政治家は認められているので法律上は問題ないものの一般国民の感覚とはかけ離れている。
「好事魔多し」。調子に乗り過ぎるとダムの一穴ではないが、何処から綻びが生じるやも知れず有頂天にならないようしたらいい。
政治にはカネが付き物と言う政界の常識がなした旧安倍派議員のパーティー券不記載の裏金作りも、政治活動には公設・私設秘書を抱えるなどカネがかかることが発端であったが、衆院選大勝を受け旧安倍派議員の数人が党の要職に就いた。
いわゆる政治力がある人を野に放っておいては勿体ない式の復活に「自民党が強くなければ強い経済もつくれない」との論理なのだろう。自民党の金権体質は変わるものでないにしてもあからさまでは次の選挙でしっぺ返しされること必定。

