時の話題 「市長選に向け」
来春の稚内市長選の動きが蠢動している。冬ごもりしていた虫が這い出る二十四節気の「啓蟄」を前にした動きに、ある意味、稚内に春が近付いていること考えざるを得ない。
先週の小欄で川野副市長の後任に佐伯教育長が浮上していると書いたが、今度は佐伯氏の後任教育長に市内にある中学校長の名前が浮上しているそうな。
この校長さんは人徳のある方で筆者自宅近くの中学校長をしていた時にその人徳というのかバランスの取れた人柄を感じ取った。お世話になった詳細は伏せるが、市内数校の校長を歴任する中、PTAの評判も良い方で稚内の教育行政のトップにふさわしい方ではと見ている。
ただ学校の先生というのは革新系の党寄りの人が多く市議会の一部で危惧する声があるよう伝え聞く。
これとは別に市内経済界の複数の重鎮が工藤市長に対し来春の市長選で佐伯氏を推すよう要請したとの話も飛び込んできた。この話が事実だとしたら工藤氏は来春の市長選に出馬しないということにもなり、水面下の動きが激しい。
副市長は市のナンバー2であり市長への第一候補といえ、おまけに工藤氏にとって同窓(北大卒)の佐伯氏は最適と言わずとも「望ましい」との胸中にあるはずだ。
工藤氏が出馬しないとしたら新人同士の争いになる市長選のイニシアチブを取るのは誰なのか。佐伯氏をはじめ噂されている3人の市議となるのか。
現職が立候補する表明は遅い方が良いが、新人同士なら早い方が良く、春を前に急加速してきたようだ。


