災害時、通行証明書取得 稚内衛生公社 市民の安心安全のため
稚内衛生公社は災害時におけるごみ収集など生活衛生業務に関し稚内市と協定書を締結し、同時に道公安委員会から災害時での緊急通行車両確認証明書も宗谷管内では初めて16日付けで取得した。高橋淳一社長(65)は「災害が発生した場合、市民の安心安全のため職員一同力になりたい」と述べた。
一般廃棄物の収集運搬・処分業務などを担っている同公社では、2011年にあった東日本大震災、16年の熊本県大地震、18年の北海道胆振東部地震、24年の能登半島沖地震など被災地の状況を踏まえ、各自治体が災害時対策計画に基づき行っている業務が手続きなどの関係で初動対応が遅れている実状があることから、稚内で実際に地震などの災害が発生した際、公社が初動部隊としてスムーズに業務を行えるよう稚内署から災害時緊急通行車両確認証明を取得し所有する10台の車両にステッカーを貼り、災害対策の業務に当たれるようにした。
災害時のごみ処理やし尿処理、浄化水槽処理、給水支援などがスムーズに行えることによって、高橋社長は「被災した場合、公衆衛生や環境保全の改善に微力ながら一役買うことに結び付くもの考えています」と話し、今回の災害時緊急通行車両確認証明書の取得に「この取り組みが関係機関に広がれば稚内市として災害対応の準備、市民の防災への心構えなどに役立てることができるのではないか」と話していた。


