時の話題 「しゃあしゃあと」

 「国のため国民の皆さんのため働きます」
 よくまぁしゃあしゃあと宣うものだ。
 真冬の決戦・衆院選は投票まであと4日。1990年以来36年ぶりの2月投票にはとりわけ北海道など雪国での批判が強い。候補者も遊説スタッフも、そして投票の主人公である有権者も高揚感なく〝高市人気〟という虚構のまま進んでいる。
 中央3紙など大メディアは勝敗予想をし「与党、大きく伸長。一方、中道は半減か」との見出しが躍っているが、携帯含めた電話とネットの回答のほか自らの取材で情勢分析をした結果に基づき政治評論家などがコメントしている。はっきり申し上げてナンセンスな報道である。
 8日の投票終了後の8時に一票足りとも開票が行われていないのに拘らず「当確」を発出する。国民を愚弄するにもほどがある。
 人に好き嫌いがあるよう筆者は与野党問わず嫌悪感を持つ候補者がいる。選挙区の12区は2人とも好人物で投票先を決められない状況が続いている。
 武部候補にとって特に負けられない。副大臣を2度経験し自民党政務調査会副会長で道連会長でもあり小選挙区で勝利すれば大臣の椅子が近づく。
 一方、川原田候補にとって小選挙区勝利は政治家としての今後を占い、政治家を続けるか否かの試金石となろう。 
 稚内に来た際には来社して戴き肝胆相照らす二人には対政治家というより知人・友人の範ちゅうに入るほど親近感がある。24年の選挙のよう二人共に代議士になることが宗谷、オホーツクにとって最善の結果なのだろう。