筆絵の観光マップ作成 盛さん カプセルH受付に掲出

 潮見地区で今年5月するオープン予定のカプセルホテル「north cabin」の受け付けに、こまどり地区に住む盛明さん(82)が俯瞰で景勝地など描いた筆絵の稚内観光マップが飾り付けられ、稚内や近郊の魅力を発信する。
 施設を経営する佐々木政美社長が、同施設をオープンするに当たり、長らく油絵を中心に趣味としてきた知り合いの盛さんに観光マップの作成を依頼した。
 盛さんは、稚内市民観光ボランティアの知り合いからアドバイスをもらい、俯瞰図の観光マップを作成することに決め、図書館で歴史的な建造物やの動物などの資料を集め、景勝地などにも足を運ぶなど下準備を行い、2カ月かけて高さ1・2㍍、横2・7㍍の観光マップを完成させた。
 マップには、氷雪の門、宗谷岬、北防ドームなどの観光地やコンブ、ミズダコなどの特産品、真珠湾攻撃の暗文ニイタカヤマノボレを中継したとされる赤れんが通信所、エゾシカ、ヒグマなど動物、ニシンの群来現象や稚内以外にも秀峰利尻山、豊富温泉など近郊まで筆で描かれ、周辺の魅力、歴史、文化を余すことなく伝えている。
 一つの建造物や動物を納得がいくまで何百枚と練習したという盛さんは「立体的に建造物など描くのはとても大変。全てのバランスを取るのにとても苦労しました」と語り、出来上がったマップに関しては「この場所に行きたいと思えるように描きました。歴史を知るきっかけにもなってもらえれば」と話していた。