時の話題 「衆院きょう解散」
きょう23日午後、衆院が解散された。一昨年10月の解散から1年3カ月しか経っておらず国民の批判は多いものの、知らぬ存ぜぬとばかりに解散を決めた高市総理。「高市早苗が総理として国民に信認されていないので」と取って付けたような理由を述べた。心底、政治家は信用できないというのが今の心境である。
推し図るに60%以上もの内閣支持率がある今のうちに―との勝算つまり打算の解散である。新年度予算案審議を投げ出し強行したのは日本維新の会との与党の定員半数(233議席)確保どころか自民党単独での安定多数(261議席)めざし野党の態勢が整わないうちにと企図したのだろう。ところが世の中は甘くなく立憲民主党と連立与党を離れたばかりの公明党が「中道改革連合」という新党を結成した。誤算だったろう。
筆者見るところ、自民党の苦戦は免れそうもない。北海道小選挙区12支部ともすべて負ける可能性があり、東京ほか首都圏近郊も軒並み議席を落とす可能性がある。公明票を加味した予想だが〝地滑り的敗退〟もあるやも知れない。そうなれば高市総理信任どころか下野せねばならず、日本政治の流動化は進む。国際的な信用も薄れ更なる円安を招く恐れがある。
55年体制以降、日本の政治は自民党を中心に回っており一時的に政権を取った旧民主党の〝適失〟もあり今でも自民党に対する信頼は高い。
日本初の女性総理誕生を機に多党化もあって政治の潮流は変わろうとしている。国民が試される選挙になる。


