週末雑感

 今週の大きな出来事といえば立憲民主党と公明党の新党「中道改革連合」誕生であろうか。自民党との連立離脱後の公明党と立民党との協力関係をみていて頷けるところあるも衆院選を直前に合併に至った党利党略は否定しようがなく、新党は国民ファーストを標榜しているのでいきなりの政権奪取とは行かないものの、小異を捨てて大同につくよう辛抱強く政治活動を行っていただきたいものだ。
 この新党で困っているのが自民党だが、研究肌の高市総理の秘密主義に幹部は振り回されているよう。新年早々の衆院電撃解散(読売新聞報道)の事実は与党自民党の鈴木俊一幹事長にも知らされていなかったようで、高市氏は木原稔官房長官らほんの一部議員にしか胸の内を明かさずにいた。高市氏は勉強家の論客で政治家としては上級の方だがリーダーの資質に欠けており、衆院選の結果によっては退陣論が浮上する可能性は高い。
 自民党候補者にとって公明党の離脱と、その上の新党結成は大痛手になるに違いない。その逆風をはねのける力はないと見られるが長く政権与党だった組織力は伊達ではなく、その辺は野党各党は軽んじない方がいい。
 19日の総理の会見が注目されるが、頑固ゆえに23日の通常国会冒頭解散は変わらずも選挙日程は予想からズレ込み2月3日公示・15日投開票も有り得るのか。いずれにしても政権選択選挙で運動期間が短くなるものの、互いに批判するのは止め国民が「なるほど」と納得する選挙になることを願っている。国家の大計を見誤ってはいけない。