北防ドームの歴史学ぶ サウダージ 巖倉部長ら開建職員参加

 稚内など道北の歴史遺産巡りなどを催行する観光ガイド事業所「サウダージ稚内」による北防波堤ドーム歴史ツアーで8日午後、稚内開建職員が参加し北防ドームなど稚内の歴史に触れた。
 昭和11年の完成から今年で節目の90周年を迎えた北防波堤ドームの歴史を学ぶ勉強会として、稚内開建からツアー依頼を受けたサウダージの代表の倉悠介さん(37)と道北の歴史などの知識が豊富なガイドの西浦宏之さん(65)の2人は「鉄道・フェリー・北防波堤ドーム」をテーマに、参加した稚内開建の巖倉啓子部長ら職員12人に▽北防ドームと桟橋駅や樺太からの引き揚げ者など稚内と樺太を結んでいた稚泊航路▽天北線と宗谷線の開設に纏わるエピソード▽建設から40年後の昭和53〜55年までの昭和の大改修などを説明した。
 約1時間ほどのガイドを終え、西浦さんは90年を迎えた北防ドームに「日本の近代土木技術の進歩を物語る生き証人。今後も稚内市民と技術者の手によって適切に保全され、その技術的・文化的価値が未来へと着実に継承されていくことを期待しています」と思いを語り、倉さんは「稚内のシンボルである北防波堤ドームをメインに歴史ツアーをやっていきたい」と話していた。