時の話題 「軌道修正の時期に」
米国の覇権欲はベネズエラだけに止まらず北極海にあるグリーンランドにまで及んでいる。そもそも他国の政治に口を出し武力による脅しを続け遂には大統領まで追い出してしまったトランプ氏とは何者なのか。古代マケドニアのアレクサンドロス大王、秦の始皇帝フランスのナポレオンのように世界の覇者になろうしているよう。
昨年初めには世界各国に〝相互関税〟なる関税をかけ揺さぶり、今度は西半球ばかりか北極海にも覇権を及ばそうとしている。ディール(取引き)好きだが止めどない野心に大国米国の威信は地に堕ちようとしている。
79歳という高齢なのだが自国の絶大なる力を背影にした恫喝外交を超えた軍事力行使を見ていると、いずれ核戦争でも起きるのではとの憂慮が増幅する。
その高慢な米国の同盟国である日本のトップは中国、ロシアには敵対的言動を吐くも米国に対しては借りて来た猫のように振舞う。台湾有事発言の威勢の良さはなくトランプ氏の隣りで挙を上げ小躍りする高市さんとは何者なのか。「働いて」5乗発言や経済活性化策は1200兆円もの借金を抱える日本の身の丈を超えたもので将来に禍根を残すのに違いない。
今や日本は「ジャパン・アズ・ナンバーワン」でなく一等国から二等国になってしまったと断じてもよく高度成長時代のような好景気は望みようがない。地方人口の減少と少子高齢化は絶対的要素として成長に釘を刺す。
学術・技術の知見を蓄え来たる時代に駿馬のごとく突っ走るよう国全体の体力を温存するようにすればいい。


