模擬手術などを体験 市立病院 中学生向け医療探検講座

市立稚内病院で26日午後、中学生を対象にした医療探検講座が開かれ、参加した生徒たちは模擬手術などの体験に真剣に取り組んでいた。
将来の地域医療を支える人材育成への取組みとして平成29年から続けている講座は今年、冬休みに合わせて開かれ、市内の5中学校から1~3年生17人が参加した。
オリエンテーションで國枝院長が医師や看護師が着ている服〝スクラブ〟について説明し「医療体験し楽しい時間を過ごして下さい」と挨拶し、衛生看護科がある稚高の山本教頭が「体験を進路の参考にしてください」などと述べたあと、生徒たちは医師や看護師などスタッフの指導を受け、注射や心肺蘇生など様々な体験で医療の仕事に触れ、模擬手術では鶏肉の縫合などに取り組んでいた。
将来は看護師を目指しているという女子生徒は「注射や手術体験をさせて頂き勉強になりました。看護師になれるよう頑張りたい」と目を輝かせていた。


