2年連続で1万人登山 利尻山 環境省稚内自然保護官事務所

 環境省稚内自然保護官事務所は、今夏の利尻山(1721㍍)の登山者数を集計。1万625人(前年1万695人)が登り、統計を取り始めてから2年連続で1万人を超えた。
 利尻山登山者数の経年変化を把握し、適正な利用に資するためとして、環境省では2005年から毎年、鴛泊と沓形の登山口に赤外線センサーを設置して登山利用者数を調べている。
 6月1日~10月31日まで調査した結果、利尻山を訪れた登山者は前年と比べ70人減ったものの、登山道別では初心者や中級者向けの鴛泊コースは1万375(前年対比136人増)人と2009年以降で最多を数え、上級者向けの沓形コース250人(同206減)だった。
 コロナ感染拡大前の2016年(7909人)と比べて2716人増えており、登山者が増えた要因として、利尻礼文サロベツ国立公園が昨年、指定50周年を迎えたことから公園のシンボルとなっている利尻山など周辺の自然環境の知名度が上がり、登山者が増えたとし、担当者は「コロナ明け以降は外国人旅行者も多く訪れている」と話していた。
 利尻島の環境について「貴重な自然を守るため携帯トイレの使用や植物を踏まないマナーを呼びかけていきたい。今後も安全に登山ができるよう環境保全に努めなければならない」としている。

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