11月ギャラクシー月間賞 北方空撮 抜海駅をドローンで撮影

NPO法人放送批評懇談会(東京)が全国の放送局などが制作した優れたテレビ番組などを表彰する「11月度ギャラクシー賞月間賞」に、NHK札幌放送局が今年3月で廃駅となった抜海駅を取り上げた作品「駅が語れば」が選ばれた。映像制作に関わった映像制作所「北方空撮」=朝日5=代表の那珂英一さん(41)と副代表の義也さん(35)兄弟は「撮影で関わった映像が全国的な賞を頂いたことは嬉しい」などと喜んでいた。
昨年もNHKと協力し礼文島のトド猟師を追って作ったドキュメンタリー作品で、今年6月に全国的な映像コンテストで優秀賞に輝いた北方空撮は、今回も同じ札幌のディレクターとチームを組み抜海駅が廃止となった3月15日の1週間前からロケをスタートし、100年の駅の歴史などをドローン撮影で10月まで支えた。
約1時間の作品でドローン撮影は13時間以上に及び、一日数本の普通列車が駅を通過するタイミング、利尻山などを背景にし撮影する際は天候に恵まれない日々が多く、とても苦労した点だったーと振り返った那珂代表は「一発勝負の時もあり、緊張した場面もありましたが、苦労が報われました」と語っていた。
今月22日の受賞作発表後、担当ディレクターから「宗谷地域の持つ強さをドローン撮影で支え頂き、感謝しています」とラインメッセージが寄せられた。
会社設立し今年5年目で6月の優秀賞と今回の月間賞に那珂さん兄弟は「映像制作する上で自信に繋がります。これからも依頼者の要望にしっかり答えていきたい」と話していた。
今回の受賞作品は27日午前10時5分からNHK総合で再放送される。


