文芸そうや第53号刊行 130余人の作品を掲載

宗谷管内文化団体連絡協議会は「文芸そうや」第53号を編さんし280部を関係機関に配布した。
刊行委員会(山田啓一編集長)が稚内はじめ、宗谷管内など130人余りから寄せられた短歌、俳句、川柳、小説、体験記などの作品が掲載されている。表紙には宗谷岬から見た日没後の水平線の夕陽の明かりを写した写真を採用した。
山田編集長は「今年は温暖化で稚内らしからぬ暑い夏が長く、短い秋から冬へと季節の感じ方も今までとは違う感がします。文芸そうやは、宗谷管内に在住の方、関わりのある方からの投稿により成り立っています。戦後80年の今年、郷土の周辺に九人の乙女の作品がありますが、貴重な話を伺うことができました」となどとあとがきで綴っている。


