きょうから新校舎で授業 稚内中学校 2年後には小中一貫教育へ

25日、稚中新校舎の供用が始まり、生徒たちが真新しい校舎で学校生活をスタートさせた。
新校舎は、令和5年9月に中央小に隣接する形で校舎建設に着工し、今年9月末に完成した。2027年度には稚内初めてとなる小中一貫の義務教育学校に移行される予定にある。
新校舎に登校した生徒95人は、中央小と同じく廊下と壁がない教室で社会、数学などの授業を受け、休み時間にはラウンジなどで談笑するなど新たな学校生活を満喫している様子だった。
一年生の太田采里さんは「新しい校舎は綺麗で居心地が良いです」、久保一花さんは「まだ慣れないですが授業に集中出来ます。学校が暖かくて嬉しいです」と喜んでいた。
森河校長は「先週は先生、保護者、市教委などが協力し、引っ越し作業をしてくれたことに感謝しております。子どもたちは新しい校舎に目を輝かせており、心機一転、勉学に励んでいます」と話していた。
12月6日午前11時からは落成記念式典を執り行い、正午から校舎の見学会が開かれる。

