地元就職を願って YEG、市主催し 中学1年対象にジョブフェア

将来的な地元就職につなげようという中学生向けの地元企業説明会「わかる!働く!未来へつなぐジョブフェア2025」が7日午後、総合体育館で開かれ、生徒たちが地元企業の説明を聞き、将来の職業選択の参考にしていた。
人口減少や労働力不足などの地域課題を踏まえ、稚内商工会議所青年部(YEG)、稚内市などが主催した説明会には、市内6中学校から200人以上の1年生が参加した。
開会式で市の北浜建設産業部長が「この街には身近な暮らしを支える多くの企業が様々な分野で地域を支えている事など担当者から直接聞き、学んで頂きたい。将来は稚内で働くという事を考えて頂き、稚内で出来る事に目を向けて街を元気にする一役を担うことを期待しています」などと挨拶したあと、生徒たちは午後1時から2時間ほど会場内に設けられた建設、電気、土木など45企業のブースを回って、担当者から仕事内容などの説明を受けていた。
企業の担当者は「今のうちに地元にある企業を知ってもらい、2年生になる来年には職場体験などで更に地元で働く事などの考えを深めてもらい将来は稚内で働くようにしてほしい」と期待していた。

