武部新氏 念願の入閣 勤氏に続き親子二代で農林水産大臣

 稚内市を含む道12区選出の武部新衆議(56)が15日、農林水産大臣に就任した。これまでに当選6回を重ね、農水副大臣や文科副大臣を歴任してきた武部氏にとって初入閣となり、小泉政権で自民党幹事長を務めた父・勤氏と親子2代の農水大臣就任となった。
 斜里町出身の武部氏は、勤氏の秘書を経て2012年に初当選し現在6期目。17年に環境大臣政務官兼内閣府大臣政務官、21年に農林水産副大臣、22年に自民党農林部会長、24年に文部科学副大臣などを歴任し、昨年から自民党道連会長を務めている。
 予算カット発言や無料シャトルバス問題で批判を受けていた簗和生農林水産大臣の辞任を受け、高市首相が農林水産行政に精通した武部氏を即戦力として指名した。
 一次産業を柱とする宗谷、オホーツク管内を地盤とする武部氏が農水大臣に就任したことにより、地元などからは一次産業の底上げなどの期待も高まっており、宗谷管内・稚内市連合後援会の中田伸也会長は本紙の取材に「これから大変でしょうが頑張ってほしい。部会長や副大臣も経験し、勤氏が大臣をやっている頃に秘書をやり、地域の事には精通しているのでしっかりやってくれるでしょう」などと期待を寄せ、農林水産大臣として「稚内、宗谷の12区は一次産業が中心の地域であり、しっかり頑張ってほしい」などとエールを送っていた。