きのう利尻山で冠雪 気象台からは発表なし

 4日朝、夕日ヶ丘パーキングなど西浜地区から見た利尻山(1721㍍)の山頂付近で雪が積もっているのが確認された。稚内地方気象台からの初冠雪の発表はないが、冬の気配が近付いている。
 気象庁は昨秋まで利尻山や大雪山系旭岳などで目視観測して初冠雪を発表していたが、今秋から気象衛星「ひまわり」や気象レーダー、アメダスの最新技術を掛け合わせた「解析積雪深」を用いた観測に変更。稚内地方気象台によると、4日の利尻山の雪は基準値に達しておらず、初冠雪とはならなかった。
 3日夜にかけては強い寒気が流れ込み、4日朝方には沼川で氷点下0・5度まで下がるなど今秋一番の寒さを観測。冷え込んだ利尻山の山頂付近で雪が降ったようだ。
 4日朝方には時折、激しい雨が降り、厚い雲に覆われていた利尻山は午前8時過ぎ、晴れ間が広がって神々しい山の姿を見せた。
 利尻山を望むロケーションを魅力に9月中旬に店をオープンした西浜1の軽食屋「ポロ・チセ」には、多くの旅行者が訪れていた。
 千歳から訪れたという親子は「食事しながら雪が積もった利尻山を見る時間は最高でした」と絶賛していた。