週末雑感

 水銀柱(古いかな)がとんでもない所まで上がらず過ごしやすかった稚内の夏が終わるものと思っていたが、きょう含め1週間ほど23、24度ほどに上がるそうな。30度の真夏日どころか猛暑(35度)に届かぬばかりか酷暑は夢のごとし。信長の心境に至る。
 北海道を除く列島各所で線状降水帯が発生し大雨が降り道路は冠水し住宅は浸水し川の境い目を判別できない状況に。ユネスコの世界自然遺産に登録された屋久島も降水帯に襲われた。
 昔、大雨や洪水と言えば台風上陸が相場だったが、今やシーズンの秋に限らず何処彼処で季節問わず線状降水帯が発生し電気・水道など生活インフラを破壊し土地をズタズタにしてしまう。
 日本政府は「責任ある」立場としてインフラの強靭化を急がねばなかろう。「責任ある」のあとには「積極財政」が続き〝失われた30年〟を取り戻そうとしているが、それより前に実行しなければならないことがある。以前、田中角栄、二階俊博代議士が提唱した国土強靭化を推し進めねばなかろう。
 インフラだけでなく国土を縦断する高速道路を完遂せねばならず対ロシアの最前線に立つ稚内では港湾・空港も有事に備えねばならず、今般の稚内商工会議所の稚内市など行政機関への要望は事宜に叶っている。
 中曽根康弘総理は「不沈空母説」を説え、対ロシアとの有事の際天塩川沿いのクネクネ道路がある音威子府で敵軍を迎え撃つ態勢を作ろうとした。その延長にあるのがトンネルが長い音中道路建設。強靭化の一つだ。