時の話題 「孤独死」
けさの朝日新聞「天声人語」を読むと、今全国で年間、7万7千人もの人が孤独死しているという。一日210人にもなる。
人口が3万人を割る稚内であっても一人で誰にも知られず亡くなる人が何人かいる。何十人になるかも知れない。孤独死するということは生存している少しか長いかに拘らず独りで生活していることになり生きて行くには食べねばならず、昨今の食料品高には仮に生活保護を受給している人・していない人に関係なく口寂しい暮らしをしているのではと、想像してしまう。
稚内のような小都市より人口が多いこともあるが、東京や札幌など大都市に住む人ほど独り暮らししている高齢者が圧倒的に多い。流れ流れて大都市へという人もいるだろうが大半は上の学校への進学も相俟って「一旗上げるぞ」と意気込んで都会に行った筈だが、時が過ぎると共に夢破れ野心など忘れ木賃宿のような安アパートに住み日がな一日、途方に暮れながらも年を重ね老人になってしまったという人も少なくなかろう。
そういう点では稚内には、そのような事情を持った高齢者は少ないながら食料品を万引きする事例があるよう苦しい生活の方は絶対数は少ないながら存在するのは事実だ。
年寄りより次代を担う子育て世代への支援を厚くしている自治体は多いが、「敬老の日」を迎えることもあり次年度予算案で「最期は痛みなく逝ってもらう」政策を導入することも必要か。生きてもあと10数年の筆者が語るのだから現実感はあろう。年寄りを蔑ろにしてはいけない。


