矢吹未帆さん 知事賞輝く 写真館連合会大会 父尚也さんから3年連続し最高賞

北見で開催された第72回北海道写真館連合会大会で、「矢吹写真館」(中央2)カメラマンの矢吹未帆さん(31)の「静寂の中で」という作品が最高賞の北海道知事賞に輝いた。昨年まで2年連続して最高賞だった父・尚也さん(今回は特選)を負かしての道知事賞に、矢吹さんは「歴史ある大会での賞に嬉しいです」などと破顔一笑の呈であった。
大会には約140点が寄せられ、矢吹さんは秋にJR宗谷線で運行している豪華観光列車ロイヤルエクスプレスなどの音旅演出家として、活躍しているバイオリニストの大迫淳英さんが今年2月にプライベートで稚内に訪れた時、勇知の雪原で楽器を手にした様子を撮影したもので、夕陽の光を背景に演奏家が奏でるメロディーが空間に広がる情景を表現した作品として評価され最高賞を受賞した。
滋賀県の大学卒業後静岡県の写真館で3年ほど働いたあと、2020年から父が経営する写真館で働く矢吹さんは、大きな大会での最高賞に「今回は大迫さんという著名な方をモデルに運も味方にして賞を取ることができました」と話し、大会トロフィーは歴代最高賞の受賞者が1年間自分の所に置けることになっており「父が昨年まで2年間預かったトロフィーが私の所に来て良かった。今回の受賞を励みにカメラマンとして力をつけていきたい」と語っていた。
娘が最高賞を受賞したことに父の尚也さん(62)は「トロフィーがまた我が家に戻って来てよかった」と感慨無量の面持ちだった。


