時の話題 「ナマコの密漁」
抜海沖でナマコを密漁していた疑いで札幌などの6人の男が逮捕された。14日未明、ゴムボートが転覆し1人死亡との報道提供が稚内海保からあり大方の人は「密漁していたのかな」と噂していた。
旭川地検に送致された6人に加え事故で1人死亡しているので密漁には7人関わっていたのか。海がシケたのか、ボートに故障が生じたのか、詳細は知らねど今や高級魚介になったナマコを狙って密漁していたのに違いなく人騒がせな事件ではある。
この10年以上になるか、ナマコを干したキンコは中国料理の高級食材として重宝され日本から中国に相当量輸出されていたが、福島第1原発処理水の海上放出を嫌った中国が日本産魚介の輸入禁止を決めた。とは言えど料理に欠かせない食材であり中国が正規でなく裏ルートで輸入しているのではとの推測もあった。
そのナマコの中でも稚内産は大きいので特に引き合いが強く、一時、㌔5千円台までハネ上がった。今は2千円台まで下落するも地球温暖化による海洋環境の変化でコンブやタコなどの漁が芳しくない中、稚内の沿岸漁民にとってナマコは救世主的存在になり漁業を離れた人も復帰している。
中国との貿易が途絶する前はナマコの密漁は度々あったが、それ以降は少なくなっていたところでの密漁とあって海保なども目を光らせている。
漁師には漁業権があり生活は守られているが、密漁はその保障を突き崩すもので許されるものでない。海保など機関は取締まりに徹しなければならない。


