時の話題 「自民党福岡県議団」

 「かつあげ」とか「みかじめ料」とか隠語が飛び交うのでヤクザの世界の話かと思えば政治家の世界の話であるそうな。
 福岡県議会元議長の吉松議員が6年前の20年6月の議長就任前に所属していた自民党県議団幹部からゴルフ代などの名目で金員を要求され2千万円支払ったことを記者会見し明らかにした。
 ゴルフ代や料亭での飲食代等々。同県議団は海外視察の派手さも問題になっており知事も由々しきことと述べており泥沼化する気配にある。
 一方、一千万円受け取ったとされる当時の県議団幹事長は事実を否定し、吉松議員が会見で遣り取りを録音したデータを明らかにしたことについても「(声は)似ているが、記憶にない」と白を切った。事実でないと否定しながら声は似ていると言うのは金銭授受の事実を認めていることになろうか。
 思うに今般の福岡県議会の自民党議員団同士の泥仕合は氷山の一角であろう。公設のほか私設秘書を複数人雇い選挙区を行脚するなどして多額のお金が必要な国会議員でなくゴルフや物見遊山の外国視察(旅行)などでの費用を、議長ポストの肩代りとして要求するのは我々国民の立場からすれば前代未聞のことなのだが、福岡県自民党議員団にとっては慣例にも近いことだったのであろう。
 甘い汁を吸うにしては権力を笠に着た〝たかり〟でヤクザ屋さん並み、いや、それ以下の所業である。
 幸いと言ったら何だが稚内市に関係する議員に今回のような醜聞はこれまで聴いたことがない。