時の話題 「路線価下落の現実」
札幌国税局から公表された今年1月1日時点の路線価で、稚内税務署の標準地であるキタカラ前の北浜通りが1平方㍍当たり2万1000円と、前年から4・5%の1000円下回った。1坪当たり6万9300円。
同署によると、過去の路線価は平成4年~7年の9万6000円(1坪31万6800円)に比べ78%も低い。稚内の衰退を窺い知る凋落である。
道内30署の最高路線価は札幌市中央区の札幌ステラプレイス前(札幌中署)の1平方㍍832万円(坪2745万6千円)をトップに富良野北の峰町が前年からの上昇率トップ28%高の10万5000円(富良野署)など道内30署中11署で上がり根室、稚内、名寄、江差の5署で下がった。
札幌国税局は、再開発が進む札幌とインバウンド(外国人観光客)増加でホテルや民泊施設の開発が加速する観光地での上昇が際立つ一方、人口流出に歯止めが掛からない地方の下落幅が拡大していると分析している。
稚内は今更の感が強く拡大する流出数に対し、これと言って大きな手立てを打たなかった稚内市などの不作為は目に余るものがあった。
市長トップに英智を集め人口流出対策を講じなければならないのに「どうしようもない」と敵前逃亡したかのような発言が目立った。
医療の関係もあろうが定年退職を機に稚内を去る人達を稚内に止める対策、例えば1年ごとに祝儀を拠出するとかの対策を講じ流出を防止すべきだったのでないのか。
「どうもならん」では話が進まない。


