風車と一体にデータC建設 宗谷づくり連携会議 IOWNに繋ぐ計画も

 宗谷地域づくり連携会議が1日午後、宗谷合同庁舎で開かれ、管内の首長らが将来に向けて意見を交わした。
 稚内開建、宗谷総合振興局が主催した会議には、北原稚内開建部長、西岡振興局長、工藤市長ら55人が出席した。
 参加者を前に、北原部長は「最終的な課題解決には、官民の垣根を越えた取り組みが必要であるが、先ずは行政機関同士がしっかりと問題を共有し解決することが望ましい」、西岡振興局長は「人手不足が深刻化する中、新たな産業の雇用創出、限られた人材で支えるAI、DXの活用など将来を見据えた取り組みをするためにも忌憚のない意見を頂きたい」などと挨拶した。
 稚内開建から「地域づくり推進ビジョン」、振興局から「政策展開方針」などについて説明があったあと、「新規産業の創出などによる魅力ある宗谷の地域づくり」と題し意見交換した。
 この中で、工藤市長は再生可能エネルギーを推進する中、市内で進めるデータセンターの建設、北海道におけるGX産業の展開の可能性は意義あるものだとし「必要な条件が整
っている地域であり、再生可能エネルギーの利用先として大変期待が大きいと受け止めている」とし、豊田通商とユーラスエナジーによる事業拡張によって2030年度以降100㍋㍗級のデータセンターが風力発電施設と一体で開発され、ドコモによる次世代通信技術IOWNを繋ぐ計画があることに触れ「データの遅延は常に付きまとう問題だが、その解消にも繋がる。この計画をしっかり支え、地産地消の方向性を見据えGX産業として展開していくことを目指したい」などと述べた。