週末雑感
来春の統一地方選まで10カ月となり札幌市の秋元克広市長(70)が4選不出馬を表明するなど、徐々にではあるが激しさを増している。稚内でも確固たるとは言えずとも市長選に挑もうとする人物が見え隠れしている。
工藤市長が出馬表明でもすれば沈静化するのだろうが態度を鮮明にしない中、揣摩臆測が流布され混沌の度合いを深めている。
工藤氏は来年77歳になる上、5期めざし出馬すれば多選批判も出るだろうが、これまで4期15年間の安定した市政遂行は評価されており、仮に立候補するなら異を説える市民は少なかろうと筆者は見ている。
推し図るに出馬宣言したなら今、噂されている横澤輝樹(57)、千葉一幸(51)両市議の立候補は雲散霧消する可能性だってある。工藤市長の出馬・不出馬表明次第によって市長選の構図が変わるのは必定だ。
工藤市長の後継候補はいる。それは佐伯達也副市長(62)で、市長に次ぐナンバー2なのだが、当人に市長職への野心があるのか―と問われれば曖昧模糊としている。稚内市の財政事情に精通しているので「適任」との評価がある一方、「押しが足りない」との指摘もあり、先に認めたよう稚内市長選は現段階で混沌としているというのが正解か。
誰が市長を務めようが厳しい財政事情の中次代を見据えた事業と言っても限界があり手堅さが求められよう。
消去法と言ったら各氏に失礼だが、妥当な選択は財政に長けた人物を選ぶことだ。
とはいえ将来ビジョンも重要で夢あるマチづくりを望んでいる。


