週末雑感

 米国とイランだけでなくレバノンを巻き込んだ中東情勢の緊迫化によって原油ばかりでなく原油精製の際にできるナフサ製品の供給不足によるビニールやポリエステル製品のほか、シンナーやオイルなどの不足が深刻化している。
 国会の質疑を見聞きすると高市総理ほか関係大臣は「ナフサの在庫はあり目詰まりが生じている」と事の重大さを認識していない発言があるが、事は重大化しており、昨5日夕刻、東京商工リサーチ旭川支店からの倒産情報によると㈱東京キタイチ(小樽市銭函)が負債総額7億円で破産申請していることが分かった。新型コロナウイルス感染症とナフサ不足の影響を受けたための倒産と見られる。
 包装資材やトレイなどの不足と卸値上昇はスーパーなど食料品販売業者を直撃しているが、先日、稚内にある自動車整備会社で聞いた話によると塗装に使うパールホワイトが不足しており事故など起こした場合の塗装が困難な状況にあるという。
 オイル不足も深刻化しており、車に限らず重機オイルも欠品しており、これから本格化する公共工事の遅滞が予想されている。
 閣僚が答弁する「目詰まりしている」とのレベルでなく、大企業より中小・零細企業に大きな影響を受けているようで、工事や修理を請け負っても資材がなく手が付けれない状況にあるとしている。
 日本政府は調達先を米国など他の国に換えるよう努めるもスムーズにはいっていない。
 湾岸諸国がくしゃみすれば日本などは重篤な状況になり床に臥せてしまう。

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