運賃と募集広告料相殺 ハートランドフェリー 幌延の居酒屋バスと契約

ハートランドフェリーは、幌延の移動型飲食店バス「まちあかり号」に船員募集の求人広告を掲載し、その代わりバスが利尻島に渡る際の往復運賃を負担している。
まちあかり号は、東京出身の坂本太一さんが代表を務める幌延のmemo‵tock(メモトック)が運営。キッチン、カウンターやボックス席など備えキッチンカーとは違う本格的な飲食空間を提供することに加え、道北の食品の魅力を伝えるため、道北エリアを中心に営業している。
昨年夏、フェリーの蔦井宏典社長が市内に来た居酒屋バスに来店した際、坂本太一代表から島で営業してみたいが10万円以上かかる運賃がネックとの相談を受け、船員が不足するフェリーの求人広告を半年間、バスに掲載してもらうことで運賃を肩代わりすることにした。
利尻富士町観光協会役員も務める蔦井社長によると、利尻島では観光繁忙期の観光客らの昼食や夕食難民が課題となっており、キッチンカーの誘致など求められているとし「街おこしの一環として取り組みを応援したい。町もゴミの処理や上下水道の面で協力してくれるとのことでありがたく思ってます」と話していた。
メモトックの坂本代表は「島に行けることをありがたく思っております。地域の方々とコミュニケーションを取り楽しんでもらえる機会にしたい」と感謝していた。
移動バスは7月1日〜12日まで利尻島に滞在する予定。


