時の話題 「羨望と嫉妬」
今回は小説風に「羨望と嫉妬」とタイトルした。この二つの言葉は背中合わせにあり人をうらやましく思う心中には妬みと焼餅がある。文武両道で容姿も良い男の子に対し子ども心に強烈な妬みがあり美人な女の子に対しも然りである。羨望と嫉妬が子どもから大人へと成長する中、「あいつには負けない」「あの人より綺麗になるわ」と努力するようになる。
が、これは綺麗事の話であり、人間の心の奥底にはどろどろした感情も育まれる。
遡れば我が国(ロシア)の属国であり先祖返りし自国の領土にするのに何の問題があるのか―とウクライナ侵略を正当化するロシアにとってウ国が降参するまで戦火は続き、他方、米国・イスラエルのイラン・レバノンへの攻撃は打算で連携する米・イの、イラン・レバノンへの取引(ディール)であり権力の猛者になった米・イは相手が折れない限り攻撃を止めないだろう。
ロ・ウ戦争で板ばさみになっているEUであるが、米・イラン戦の影響は全世界に及び中東に原油の9割方依存する日本は塗炭の苦しみを舐めている。
この二つの紛争に共通するのはプーチン、トランプ二人の権力者の歪んだ意識であり、標題の羨望と嫉妬に通じようか。EU(欧州連合)に加盟しようとする兄弟国ウクライナを嫉妬するロシア、あり余るほどの原油埋蔵量があるイランへの羨望が巻き起こした米国の攻撃。人の精神論にも由来する大立回りだけに共に容易に引き下がれない。
色恋沙汰でないので心中まで及ばないが根の深さと面子がね…。


