時の話題 「市井に寄り添う」
「青春とは人生のある時期でなく心の持ち方を言う」。米国の実業家サミュエル・ウルマンの言葉である。言い換えれば年に関係なく心の持ちようによって人生は変わるということだ。
「心」は「気」と置き換えることができ、気の持ちようによって「青春」に限らず人生そのものが変わる。悲運(ピンチ)が来ても諦めなければ道は拓けるものでピンチがチャンスになる。
人生はどうなるか分からない。親が会社を経営するなど資産家であっても没落することがあり、その苦難を奇貨とし自らの人生を立て直し成功する人もいるだろうし、親のせいにし自堕落となり奈落の底に真っ逆さまという人もおられよう。
歳の上での青春はほんの一時期であり取るに足らないものとは思うが、だいたいの人は貴重な掛替えのない時期と錯覚する。ウルマン氏が言いたかったのは一生、青春でいたいとする心持が大事だと言うことになるのか。
ほんの一時期の青春期を過ごし蹉跌(失敗)したなら先の人生も真っ暗になってしまうと悲観的になる人が極く少数いるが、大半はしぶとく人生を歩む。これが市井に住む一般的な人々で、片や社会的地位が高いと評される人は己が世界のことは知るも、仮に会社経営者としたなら市井に住む社員のことなど顧みず差配する。
政治家も経営者のようにその部類に入るのだが、市井の人々の投票によって選ばれるものだから市井を知ったふりをする。
来春の市長選に横澤輝樹市議が名乗りを上げた。市井忘れべからずとの言葉を贈る。


