異国での不安や喜び発表 北斗LC主催 外国人技能実習生の弁論大会

稚内北斗ライオンズクラブは29日、文化センターで外国人実習生の日本語での弁論大会を開いた。その結果、稚内福祉会の特養老人ホーム富士見園で働くインタン・ジュウィタさん(23)が優勝した。
稚内で生活する外国人技能実習生や特定技能生に、文化や生活習慣の違い、稚内の良いところや改善点を日本語で発表してもらい、互いの文化や考え方を理解しようと開かれた大会には、水産加工業、介護施設などから9人が出場した。
開会式で柳浦北斗LC会長が「人手不足が課題とされる中、企業なども実習生に頼らざるを得ない。これを機に、今後も稚内に一人でも多くの外国人が来るヒントになれば」などとの挨拶に続き工藤市長が挨拶した。
コバヤシ観光で働くベトナム人のリュー・ティ・アイン・トゥエ
ットさんは「稚内に来たばかりの時はとても不安で、新しい生活に慣れるか心配でした。寒い稚内で暖かい上着を頂いたことはただの服ではなく人の優しさそのものでした」と言葉に詰まりながらも発表していた。
優勝したインタンさんは、介護業務に従事する中、元気がない利用者にどう接して良いのか分からず「大丈夫ですよ」と声掛けすることしか出来なかったものの、利用者から「
あなたの笑顔を見ると安心します」と言われ「私の心は温かく幸せな気持ちになりました。介護をする上で一番大切なのは寄り添うことで、その中でも笑顔はとっても大きな力を持っていて言葉が分からなくても伝わり心を温かくする」と熱く語っていた。
大会終了後、インタンさんは「緊張しましたが嬉しかった。これからも日本語がもっと上手くなるよう勉強して行きます」と笑顔を見せ話していた。
「フォンさん、ベトナムの食など紹介 国際文化交流協企画し」

文化センターで29日市の国際交流員(CIR)でベトナム人のフォンさんらによる文化紹介コーナーが設けられ、市民らが異国の文化に触れた。
同日午後3時半からの稚内北斗ライオンズ主催の外国人実習生による日本語弁論大会の開催に合わせて、稚内国際文化交流協議会(岡谷繁勝会長)が企画したもので、市民ロビー内に設けられた特別コーナーにはベトナムの伝統衣装「アオザイ」を展示し、現地の食文化や人気観光地、生活文化などがポスターなどで紹介された。
ベトナムのお菓子(ココナッツ、クラッカー、緑豆菓子等)やベトナムコーヒー、ハス茶などの試食・試飲コーナーも設けられ弁論大会開催前に立ち寄った市民らは「美味しいです」と話していた。
2年前の8月から市のCIR職員として働いてるフォンさん(27)は「ベトナム人同士のコミニティも広がり稚内での生活を楽しんでいます」と話していた。


