10年に及ぶ利尻富士百景 斉藤さん 写真集とし自費出版

国境写真家の斉藤マサヨシさん(71)が10年をかけて発表した利尻山の写真集「利尻富士百景〜日本百名山海に立つ孤峰が見せてくれる四季の姿〜」を自費出版(税別2700円)した。斉藤さんは「四季を通じて様々な表情を見せる利尻山を見てほしい」などと作品に対する思いを語った。
市役所退職後の2015年4月から写真家として第2の人生をスタートさせた斉藤さんだが、24年までの10年間毎年10点の利尻山の写真を撮影する制作活動をし「利尻富士百景」を完成させた。その集大成として自費出版したB5サイズ写真集は四季に分けて編集し表紙込みの62ページに102点の利尻富士の作品を掲載した。
長い活動で稚内はじめ日本海側の小平、初山別、サハリンの最南端クリリオン岬など10地区以上で撮影。写真集の最後(63ページ)の「サハリンから見た利尻富士」という作品に、斉藤さんは「今は国際情勢で行く事ができないサハリン(旧樺太)のクリリオン岬から利尻山を撮影したもので、奇跡の1枚です」と話していた。
自宅の西浜から利尻山が見える日をカレンダーに印を付けているという斉藤さんは「1年のうち天気の関係で100日ぐらいしか見えない。三日に1回しか見れず、観光客は稚内に来た時に綺麗な利尻山を見る事ができない日もあり、この写真集を手にし利尻山の様々な表情を見てもらいまた稚内に来たいと思ってもらえれば」と語っていた。
写真集は4月1日からキタカラ内「ワッカナイセレクト」で販売する。問い合わせは斉藤さん☎090―1524―8523。


