心に響く200余点展示 百炎さんの言霊展

 墨絵詩書家で旭川在住の小林百炎さん(56)による「命の言霊展2026」が、14日から市立図書館とキタカラで開かれている。
 350年以上の歴史がある世界最古の国際公募展ル・サロン展、前衛的アートを探求する国際絵画コンクールサロン・ド・トンヌ展で入選したことがある百炎さんの作品展。昨年には厳しい審査を経て両展の会員になった。稚内での作品展は5回目。
 市立図書館では、今年は両展に向け初めて書の作品として出品した「無」、「響」、ル・サロン展で奨励賞に選ばれた墨絵作品、これまでの人生経験、今は休んでいるが、生活保護相談員として接することで感じたことなどメッセージとして書かれた作品など100点以上展示されている。
 キタカラでも100点以上展示。
 相談員として、本当に困っている人への思いや、郵便局に勤めていた経験などから作られるメッセージの中には「生きる。それが人生の一番の目標」などと希望に満ちたものばかりで、鑑賞する人の心に響いている。
 小林さんは「諦めずに人生はどん底から這い上がるチャンスがいくらでもあるということを作品を通して感じてもらいたい」と話していた。
 28日まで。