市立病院の経営 コンサル支援 市議会代表質問 市長「公約の仕上げに邁進」
市議会は9日 千葉一幸議員(志政会)、鈴木茂行議員(公明党)が代表質問した。
千葉議員からの市長公約の進捗状況や総括などの質問に、工藤市長は市民に示した〝5つのゼロと10の約束〟に関し子育て世帯の負担軽減やマチづくりを支える基盤整備、安定した医療提供体制の確保など地域の実状を踏まえ、今この時期に何が必要かを見極め、最優先で進めていく取り組みとして掲げてきたことを強調。達成した取り組みで高校生までの医療費の完全無料化給食費は半額助成の制度化を終え、令和8年度からは小学校の完全無償化を進めるなど子育て世代の負担軽減を図ることで、子どもを産み育てやすい環境を整えてきたとし、昨年10月に供用開始した新庁舎などに触れた上で「市民の皆さんとの約束は、一貫して安全・安心な暮らしを守り、持続可能ななマチづくりを目指してきた」などと振り返り、4期目の最終年に「人口減少という厳しい現実に向き合い、子どもから高齢者までの全世代がこのマチに住み続けたいと心から思えるマチを目指しながら4期目の最終年として自らが先頭に立ち、掲げた公約の仕上げに向け邁進していく」と述べた。
人口減少下における医療体制の再構築などへの質問に対し、國枝病院管理者は、二次医療圏で離島など含む地域の総合病院である市立稚内病院が、圏域内で二次医療を可能な限り完結させる体制を維持することは、地域住民の生命と健康を守る上で基幹的な役割を担うものであり、その重要性は今後も変わらない。持続可能な地域医療体制の維持・安定化を目指していくなどと述べた。
稚内市から繰入金を財政的な支えとして運営している市立病院の現在の経営状況について「今後、経営コンサルティング会社による専門的支援を受ける予定であり、診療体制や病床機能の在り方を含めた収益・費用両面から抜本的な収支構造の見直しを進め、実行可能な改善策を着実に実施することで経営の実効性を高めていきたい」と答えた。
鈴木議員は予防医療への取り組みなどに関し質問した。


