宗谷岬など訪れ交流 駐日スウェーデン大使 市長と再エネで意見交換

ヴィクトリア・リー駐日スウェーデン大使らが来市し5日、工藤市長を表敬訪問し両国の産業になっている再生可能エネルギーなどの取り組みについて意見を交わし、宗谷岬の日本最北端の地の碑なども見学した。
スウェーデンと北海道が寒冷地という気象条件などが似ていることから道内の歴史や産業、スポーツなどを多角的に学ぶため今月2日から道内各地を回っている大使一行7人は、3日まで札幌や江別市など、4日は千歳の半導体工場ラピダスなどを視察した。
稚内市役所に訪れたリー大使らは、工藤市長から稚内と樺太の歴史、コロナの感染拡大やロシアによるウクライナ侵攻がある以前はサハリンとの経済・人的交流を盛んに行っていたこと。強い風の特性を活かし風力発電が盛んな地域であり、来年中には民間によるデータセンターが稼働することなどの説明を受け、リー大使は「スウェーデンはグリーンエネルギーに力を入れており、人口減少など互いに色々な問題や共通点があり、稚内市と一緒に知見を深めていけたらと思います。経済交流だけでなく、環境問題などで学生交流も可能であれば広げたい」などと語った。
懇談後、今回の訪問を記念しリー大使から伝統的な置物が稚内市に寄贈され、工藤市長からは地元のお菓子と珪藻土のコースターがプレゼントされた。
その後、市内各所を訪問後、宗谷岬に訪れた大使らは稚内らしい強い風が吹いていた最北端の地の碑の前に立ち「風は強いですが、スウェーデンと気候も似ているんで、大丈夫です」などと本紙の取材に応えていた。
6日はサロベツ湿原センター、7日旭川などを訪問し東京に戻る。


