知能検査の回答用紙紛失 稚中 昨春行った1年生29人分

稚中で昨年4月に実施された1年生29人の知能検査の回答用紙など紛失したことが分かり、27日夜、保護者を対象とした説明会が開かれた。
学校によると、昨年4月の検査実施後、学年主任が検査を受けた29人の回答用紙を欠席者含む31人分の氏名、生年月日など名簿を貼り付けられた袋に入れ、職員室にある鍵のかからないロッカー内に回答用紙を返送するための段ボールに入れて保存。夏休み前には無くなっていたそうだが、学年主任は別の担当教員が結果分析を行う業者に送付したものと思い込み、確認することをしなかった。
今月17日、学年主任は業者から知能検査結果の提出を求められたが回答用紙が見つからず、管理職には報告をしていなかった。18日業者から知能検査結果の提出を催促する電話を教頭が受けたことで発覚し、これまで新校舎、旧校舎、教員の自宅なども各自探したが見つかっていない。
保護者説明会後に開かれた記者会見で森河校長は「生徒、保護者や地域の皆様に対しまして多大な心配をおかけしました。深くお詫びを申し上げます」などと陳謝し、書類の適切な保管と管理、担当者の連携、全教職員に対する危機管理研修を行うことを今後の再発防止策として説明。知能検査については来年度初めに改めて実施するとした。
同校は昨年、新校舎移転で引っ越し作業が行われたが、書類関係の移動は教員以外は携わっておらず、外部に流出した可能性は低いとし、担当した学年主任の隠蔽に関しては当人の話を聞く限り無いと答えている。


