蛍雪の功 3年で卒業 稚高定時制 近藤さんと大窪さん

三修制で卒業予定している稚高定時制3年生の近藤正和(25)さんと、大窪知稀(24)さんの2人は卒業式(3月1日)を前に「4年間で卒業するより、課題提出など大変でしたが3年で卒業できたのは嬉しい」などと喜びを語った。
1時間目は午後5時25分から始まり、給食を挟んで午後9時まで4時間の授業がある定時制は通常4年間学んで卒業するが、3年間で卒業を目指す三修制は、札幌の有朋高通信教育で必要な単位を取得する必要がある。
東中出身の近藤さんは日中はアルバイトをしながらの三修制での卒業に「提出物など時間をどう使うかを常に考える習慣が身につきました。余裕はありませんでしたが、その分、目標から逆算して行動する力が鍛えられたと感じています」と振り返り、3年間での思い出に「見学旅行が楽しかった」と話し、今後の目標は「大学に進学し、人の命を守る仕事に携わりたい」と決意を語った。
潮見ヶ丘中出身の大窪さんは稚内プレス社の印刷部門で働きながら今回の卒業に「テストの成績などに不安は常にありましたが、期限内に課題を提出でき目標としていた3年間で卒業でき嬉しい」と喜びを語り、学校生活の思い出に「3年生最後に放課後バスケサークルを作り、仲間と活動したことが楽しかった」と振り返り、将来には「今やってるSNSを活用した合同会社で年商一億円目指し、頑張りたい」と胸を張った。
2人の卒業に武藤良弘教頭は「働きながらの学校生活は苦労した事もあるとは思いますが、苦労した分は今後の社会に活かせるはずです。頑張ってほしい」とエールを送っていた。


