時の話題 「市の新年度予算案」
今月2日の朝日新聞に「自維300議席うかがう」「中道ふるわず半減も」と、8日の投開票を前に衆院選の情勢調査結果が載っていた。自民党は単独で316議席を取り、中道改革連合は半減どころか3分の1まで減ってしまった。どちらかというと左寄りの朝日だが、有権者に対する電話・インターネット調査と記者の状況分析により出したものだったが見事大当りした。
全国に網羅される全国紙の正確な分析能力には舌を巻くと共に付焼刃的な結党(中道改革連合のこと)の危うさと不信感が募った結果として自民党が大勝利した。
稚内市が昨17日、新年度予算案を明らかにした。新庁舎、稚中校舎の改築を終えたこともあり本年度予算に対し11・5%の35億余円も減り269億円となった。市立稚内病院の建て替えが近い将来の歳出となるが、一先ず大型箱もの事業はここ暫くなく、そういう観点では市民中心の施策が中心になろうか。
借金に当たる地方債残高が対前年度比12億5千万円減り394億円になる。市民や中小企業に比べとてつもなく多く判断しかねるも公債費が28億円と前年度から約1億円増えることで財政の硬直化が進む。一方、貯金に当たる基金残高が43億5千万円と、補正後の前年度額から14億円減ってしまったのは庶民感覚からすれば由々しき事だが、会社経営の内部留保と同列に考えることはなく、地方債残高含め健全な運営状況にあるといえよう。
工藤市政4期目の最終年度の予算としては物足りなさはあるものの総花的とはいえ各所に予算付けしている。


