4月から3%引き上げ 特別報酬等審議会 市長2万5千アップ87万7千円

 稚内市特別職報酬等審議会(遠藤孝夫会長=育英館大学教授)は26日午後、工藤市長に対し、市長ら三役と市議会議員の給料・報酬額をそれぞれ現行から3%相当引き上げる答申をした。
 答申後の説明会で遠藤会長ら事務局は昨年11月27日に審議会を設置し3回に亘って審議した結果、市長ら三役について、これまではコロナ禍による地域経済の影響や物価高騰などを考慮し据え置いていたが、職責の重さや仕事量に見合った額に加え一般職は人事院勧告で約3%引き上げになっていることなどを踏まえ、引き上げすることが適当であると判断したと説明した。
 市議会議員は今後実施される選挙で議員定数が2人削減され、16人となることで議員一人ひとりが担う職責、市民の声を市政に反映させる役割は、これまで以上に大きくなる。更に議員のなり手不足も深刻化していることを踏まえ、魅力ある報酬水準を確保し、なり手不足防止を図るため引き上げるとした。ただ審議会の中で「市民の目から見て、十分な活動が行われているか疑問がある議員もおり報酬は据え置くべき」との意見もあったという。
 今回の答申に工藤市長は「慎重に審議を頂きましたので、答申内容を受け止めたい」と述べた。
 答申した支給額は市長は87万7000円(現行85万2000円)、副市長72万8000円(70万7000円)、教育長62万4000円(60万6000円)、議長44万1000円(42万9000円)、副議長40万円(38万9000円)、議員36万5000円(35万5000円)。
 今年4月以降の引き上げとなる。